芋虫ブログ

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毒親から逃げるにはどうしたら良いの?(毒親育ちQ&A)

 

 

ネットを見ていると、過干渉な親から距離を取れずに困っている人が沢山いるんだな~と感じます。
そこで、私の経験を活かし、「毒親から逃げるにはどうしたら良いのか」をQ &A形式でまとめてみました。

※「毒親」という言葉は曖昧に使われていてあまり好きではないのですが、分かりやすさ重視で記事タイトルに使いました。
この記事では、「過干渉な親」くらいの意味で使っています。

 

 

 

 

 

■前提:私の経歴

 


就職先や結婚について、過干渉な親と意見が合わず、連絡を断ちました。
それから8年が経ちますが、今も妻子と楽しく暮らしています。

 

 

<精神的な自立編>


【質問】親が毒親なのかどうか確信が持てません(親はまともで、私の方が悪いのかも)

 

【回答】誰が悪いのかという問題には答えがなく、意味もないことを知りましょう。

 親との問題で悩む子供は、まず「自分はひどく傷ついてはいるけれど、親が悪いのではなく、自分が悪いのではないか」というところに悩む人が多いようです。罪悪感に苦しんでいるのでしょうね。心中お察しします。
 しかし、「親子のどちらが悪いのか」というのはそう簡単に答えの出る問題ではありません。親子関係というのは長年の積み重ねであり、複雑なものだからです。「凄く酷いことをされたけれど、凄く優しくされたこともある」といった場合がほとんどであり、「〇〇したら毒親だ」「△△なら子供が悪い」みたいなシンプルなルールで線引きできる極端な例は少ないと言えます。
 更にややこしいことに、何年も前のことというのは親も子供も記憶が曖昧なものです。酷く傷つけられた経験に対して、「私はそんなことしていません」「ちょっとした冗談で言っただけでしょ」と言われてしまったら、反論は難しいでしょう。しかも当事者が親子しか居ませんから、それらひとつひとつの事実関係を明確化することなんて到底無理です。
 だから実際問題、「親子のどちらが悪いのか」をはっきりさせることは殆どの場合、困難です。この問題について考えることは不毛と言えます。

 もっと大きい話をすれば、そもそも善悪(倫理)の定義は曖昧なものです。哲学者においても善悪の統一的な見解は出ていません。要するに、「何をすれば悪人なのか」というののは、素人(貴方や貴方の親)が簡単に断定できるような問題ではないのです。
 「お前が悪いんだ!」と断言してくる親も居るでしょうが、上記の事を踏まえれば、親の主張をそう深刻に捉えることはないと言えるでしょう。

 そして、後で詳しく書きますが、親が悪かろうが子供が悪かろうが、子供は親から離れて暮らす権利があるのです。


※それでも、「いや、理屈の上ではそうかもしれないけど、うち我が家のケースはやっぱり私が悪いに違いない」と感じる人も居るでしょう。それはつまり、親や社会に教え込まれたことが内面化しているのです。
 一度身に付いた倫理観に疑いを目を向けるのは難しいことですが、不可能ではありません。理屈で考える経験を繰り返すことで、少しづつ改善されるものと思います。認知のゆがみ(自動思考)がひどい場合には、メンタルケアなど専門家による適切な治療をおすすめします。

 


【質問】育ててくれた親と距離を取ること(親離れすること)に対して罪悪感があります。

 

 

【回答】親と距離を置きたいという感情は人間として自然なものです。それに対する罪悪感は、親や社会に植え付けられたものです。

 

まず一般的に、どんな親であろうと、子供にとって親というのは疎ましいものです。これはつまり、人間とは、自分の力で生きてこそ幸福を感じる生き物だからです。自分で住む場所を選び、自分で仕事を選び、自分がしたいことをして選ぶ……この自己決定感に人は喜びを感じるのです。
これは人として当然のことなので、この感情に罪悪感に覚えることはナンセンスと言えます。

それなのに、親離れに罪悪感を覚えるのは何故か? 親や社会に「親を敬いなさい」「親の面倒を見なさい」と教え込まれてきたからでしょう。

親が子供に「親を敬いなさい」というのは、単に自分の面倒を見てもらいたいからです。口では「散々苦労して産み育てたのだから」「学費を出してあげたのだから」とか色々言うかもしれませんが、だからと言って子供の居住の自由を奪う権利はありません。本音を言えば、親はただ自分が捨てられるのが怖いだけです。

ただ、「親を敬いなさい」という思想は、貴方の親だけでなく、日本全体にかなり広く浸透しています。
(とはいえ、最近はかなり弱まってきているとも感じますが)


この「親を敬いなさい」という思想が何処から来たのかについては諸説あります。
日本においては、儒教(中国に古来から伝わる思想)の影響が今も残っているのだという節が主流のようです。一方、キリスト教にも親を敬うべきとの思想があるようで、つまりこの思想のルーツは世界中にいくつか点在しているようです。
私の推測ですが、こうした「親を敬いなさい」思想は、国家が統治をする上で便利だから、色々な国で啓蒙されているのではないでしょうか。年老いた親や病に伏した親の世話を、家庭内の問題として子孫に任せてしまえば、国家としては楽ですからね。
まあはっきりした事は分かりませんが、様々な宗教的な下地や、時の為政者たちの思惑によって、「親を敬いなさい」という風潮が広まっているのでしょう。つまり、「親を敬いなさい」というのは別に人類の真理とかそういう訳ではないということです。

だから、「親と距離を置きたい」という感情に蓋をする必要はありません。

 

「それでもはやり罪悪感を覚える」という場合は、繰り返しになりますが、感情ではなく理屈で考える経験を繰り返すことで、少しづつ改善を期待すべきだと思います。認知のゆがみ(自動思考)がひどい場合には、メンタルケアなど適切な治療をおすすめします。

 

 


【質問】私が親離れしたら、親が死んでしまう(もしくは怒る)

 

【回答】あなたには親を幸せにする義務はなく、自分を幸せにする義務があることを知りましょう。

親が精神的に(または経済的に)不安定だから嫌でも同居しなきゃいけない、と思い込んでいる人も多いようです。DV夫の妻みたいですね。

 

ただ実際には、貴方が居なくても親御さんは死んだりしないでしょう。
だって貴方の親御さんは、今の歳まで何とか生き抜いてきたんでしょう?
自分で仕事をしていたのか、伴侶や親族に依存してきたのかはそれぞれでしょうが、何にせよ今まで何かしらの方法で生きてきた。結構強い人なんですよ。それなら、貴方が居なくなっても、また別の誰かを見つけるなどして何とか生きていけますよ。

 

とはいえ確かに、貴方が離れることで、(生きてはいけるとしても)親御さんの暮らしぶりは悪い方向に変わる可能性はあります。

しかしそれは本人の問題であって、貴方の問題(責任)ではありません。親御さんは、自分で責任をとって自分の人生を生きなければならないのです。「お前のせいで暮らしが悪くなった」と怒られるかもしれませんが、それは的外れの批判です。だから、子供の貴方が罪悪感を覚える必要はありません。むしろ貴方には、自分の人生をより良いものにする責任があります。そのことを自覚してください。

 

 


【質問】私は病気だから、親から離れて一人で生きることなんて出来ない

 

【回答】一人暮らしより、親とともに暮らす方がむしろリスキーであることを知りましょう。

先程の質問とは逆に、子供である自分の方が、病気や性格的問題のため劣っており、一人暮らしなんて出来ない……と思い込んでいる人も多いようです。DV夫の妻みたいですね。

 

まず、病気や性格的問題によって自己肯定感が下がっている現状について、とてもお辛いことかと思います。自己嫌悪ほど辛いものはありませんよね。心中お察しします。
「こんなに辛い状況なのだから、引越しや転職などをして環境が変わることに耐えられない」と一人暮らしに尻込みしてしまう気持ちも分かります。

しかし、では現状維持が安全なのかというと、そんなことは全くないと思います。
だって、この記事を読んでいる時点で、貴方は親御さんに何かネガティブな感情を抱いているんですよね? そしてそれが自然に解決する見込みもないはずです。そうした状況を継続することは、貴方の精神衛生上、大きなリスクであることを認識すべきです。


もっと言えば、これから親が高齢化していって、更年期障害が起きたり、自宅介護や入院費が必要になったとき、その対応を求められるのは、多くの場合、同居人です。つまり貴方の負担は高まっていくわけです。
そう考えると、「私は病気だから実家を離れられない」などと躊躇している時間はないのではないですか。

私は貴方の病気等の深刻度は分かりません。それでも、軽作業の日雇いバイトが出来るくらいの肉体があるのなら、手銭を持って一人暮らしすることをお勧めします。
レオパレスやシェアハウスなどを安いところを探せば、そんなにお金はかかりませんよ。人生経験のつもりで、軽い気持ちで一人暮らしを始めてみたらいかがですか。意外と一人暮らしが性に合って、病状が落ち着くかもしれませんよ。

 

※一人暮らしを始める際の親への対応等については、後述します。

 

 

【質問】親の面倒を一生見ることを約束してしまったのですが

 

【回答】個人間の約束は、人生をかけて守るようなものではありません。特に、不平等な条件での約束は守る必要が無いことを知りましょう。

話の流れで、親に対して「両親の面倒をみる」とか「実家から出ない」とか「実家を継ぐ」といった約束をしてしまった……というケースもあります。大学に行かせてもらう条件として、実家で親の介護をする約束をしてしまった、という話を訊いたこともあります。

法的にはもちろん、そんな約束を守る必要はありません。心配なのは法的解釈ではなく、約束を反故にすることへの罪悪感ですよね。

 

まず一般的に言って、個人間の約束は、誠意をもって説明すれば守らなくても許してもらえます。
例えば「〇歳になったら結婚しよう」とか「一緒に〇〇に移住しよう」といった約束をした後、結婚や移住が嫌になったらどうしますか? 「約束したのだから」といって嫌々結婚や移住をしますか? 普通は、「ごめん、気が変わった」と謝りますよね。そして謝られた方は、そりゃ一度は怒るかもしれませんが、最後には「気が変わったなら仕方ないな」と折れるんじゃないでしょうか。
これが一般的な個人の約束というものです。もちろん金銭の貸し借りなど法的に意味のある約束(契約)は別ですが、それ以外の約束というのは、約束をする時点で「絶対ではない」ということが暗黙のルールとなっているのが普通なのです。

だから、例え約束をしたとしても、貴方が嫌々親と同居する必要はないのです。罪悪感を覚えるのであれば、「気が変わって、一人暮らしをしたくなった。申し訳ないとは思っている」ということを、口頭かLINEか何かで伝えれば良いでしょう。それで終わりです。親は、激怒したり、何か言ってくるかもしれませんが、別に気にする必要はありません。元々、そんなに怒られる筋合いはないのです。


もう一つ。そもそも約束というものは、親子関係のような不平等な条件ででは成り立たないことを知って下さい。
子供と親は不平等です。子供は、実質的に全ての権利を親に握られています(食事、進学、衣服、習い事、金銭……などなど)。だから、子供が親に約束を迫られたとき、子供には実質的に拒否権はないのです。だって「両親の面倒をみたくない」と言った場合、食事抜きにされたり、学校を辞めさせられたりする可能性があるんですから。
だから、未成年の内に親とした約束というのは、約束の中でも特に軽いもの(守る必要のないもの)ということを覚えておいてください。

 

 

【質問】今からでも優しい親に変わってほしい

 

【回答】親が変わってくれる可能性は低い。それよりも他に楽しいことを探していきましょう。

 

親と距離を取るのではなく、親に優しい性格に変わってもらい、良好な親子関係を築きたい……という悩み。これも自然な感情だと思います。人間誰しも、良好な関係のほうが心地いいですから。

しかし残念なことに、親がこれから変わってくれる可能性は限りなく低いと言えます。『毒になる親』などの書籍にもでもそう書かれています。親の性格というものは長年かけて形成されたものであり、いい歳した成人というものはそう簡単に変わりません。それに、そもそも話を聞いてくれるような親なら、今ほど事態が悪化していないのではないですか。
貴方の親のことを知っている訳ではないので、「100%絶対に変わらない」と断言できる訳ではないのですが、「親に変わってほしい」という望み薄な希望を胸に生きるくらいなら、人生の他の幸せを探した方が良いと思います。

ここでいう「他の幸せ」というのは、別に親以外の他者という意味だけではありません。仕事でも、趣味でも、何かしらの集団でも何でもいい。とにかく貴方の人生は楽しむためにあるのですから、親が変わってくれるよう努力するよりは、見る景色を変える努力をしたほうが生産的かと思います。

 

 

【質問】親に「貴方のこの言動が嫌だった」と伝えたい(”対決”したい)

 

【回答】おそらく傷つくだけなので、おすすめはしない。それよりも、静かに距離をとり、心の治癒を待ってみては?

 

これは一つ上の質問に似ています。親に本音を伝えること(『毒になる親』ではこれを"対決"と読んでいます)で、親に何かしら変わってほしい(反省をしてほしい)ということなのでしょう。

ですが個人的には、そういった"対決"はおすすめしません。「貴方のこの言動が嫌だった」と伝えた所で、「そんな事実はない。お前の勘違いだ」(=事実の否定)と言われたり、「そんなの本気で言っていた訳ないじゃないか」と矮小化されたりした挙句、「そんな風に親を責めるなんて親不孝者だ、人間の屑だ」と罵られるだけだからです。

というのも、子供を縛る過干渉な親にとって、「自分が悪い(間違っている)」というのは一番認めたくないポイントなのです。むしろ、自分の否を認めないために家族に強く当たっているとも言えます。

『毒になる親』でも、”対決”をしたところで親は変わってくれないと書かれています。しかし同書では、「親は変わってくれないけれど、それでも”対決”をすべき」と書かれています。本音で話し、それでも親が変わってくれないことを確認することで、諦めがついてスッキリする……という理屈です。
これは、何事もはっきりさせたがるアメリカ的な考え方と言えるかもしれません。個人的には、同書のこの部分にはあまり賛同しておらず、何となく少しずつ親と距離を取るのが良いのかなと思っています。

 

 

【質問】親を許せない。親を殺したい。


【回答】殺した貴方が悪いことになってしまうので、我慢しましょう。

 

親が今後も変わらないということが分かってくると、ふつふつと怒りが湧いてくるものです。これも自然な感情です。

しかし、ここで暴力に走るのはお勧めしません。暴力を振るうと、過去のやり取りとは無関係に、貴方が悪いことになってしまうからです。これから距離を取る相手のために、貴方の人生を無駄にするのは不毛です。何とか堪えましょう。

こうした怒りは、思い出さないようにすれば時間経過とともに和らいでいきます。
怒りを忘れるひとつの方法として、どうしても許せないことは、スマホのメモなどに簡単に書いておき、「メモに書いたのだから自分の脳からは忘れても良い」と自分に言い聞かせるのはどうでしょうか。メモはもちろん見返しません。この方法でかなり楽になるかと思います。
忘れたいフェーズに入ったあとは、毒親関連の情報にもあまり触れないことをおすすめします。他の、気楽で楽しいことを探してみてください。

 

 

【質問】将来子供が産まれた時、自分も毒親になってしまうのでは?

 

【回答】考えても仕方のないこと。良い親になる方法を調べて実践する以外に出来ることはありません。

 

毒親の子供は毒親になりやすい」という言説はネットでよく流布されていますね。この言説はほとんどの場合は単なる憶測や偏見でしかないのですが、それを見て不安になる気持ちも分かります。

てすが、これは考えても仕方のないことです。貴方が毒親育ちであることは変えられませんし、不安に思ったところて何も変わりませんから。

貴方が子供が欲しい(もしくは既に子供が居る)のなら、貴方に出来ることは、自分が少しでも良い親になるよう努力することだけでしょう。これは毒親育ちかどうかとは全く関係のない話です。
良い親になるための方法は色々とありますが、一つだけおすすめの方法を。妊娠すると自治体から出産や育児に関する冊子などが送付されますので、最低限それには目を通しましょう。安全上の注意点のほか、最低限守るべきことが書いてあります。

また、また子供がおらず、どうしても育児に不安感や嫌悪感がある場合、「子供を産まない」という選択をするのもアリだと思います。言うまでもなく、子供を産むかどうかは個人の自由ですので。

 

 

【質問】毒親育ちは色々と劣っているので、仕事や人間関係が上手くいかないのでは?

 

【回答】みんな能力が足りないままぼちぼちやってます。あまり無理せず頑張ればOKです。

これは一つ上の質問とほぼ同じですね。考えても仕方のないことなので、気楽にいきましょう。

実際に働いてみると、どんな職場(職種)でも、どうしようもない性格の人が沢山居ますよ笑。よく会社クビにならないなって人とか、よく恨まれて刺殺されないなーって不思議に思うような人とかね。そういう人でも会社員をやっていけている。何なら、そんなのが意外と出世したりしてますよ。
だからつまり、苦手なことが多少あっても大丈夫です。世の中って意外と寛容なんですよね。色んな種類の仕事がありますし、どこかで働いて自力で生きていくくらいの事はきっと出来ますよ。

 

 

<物理的な自立編>


ここからは、実際に親からの自立をどう行えばいいかを書いていきます。


【質問】親と距離を取るにはどうしたら良いですか?(学生の場合)

 

【回答】学生のうちは、今後のためにも親と暮らして生活費や学費を出してもらうのがベター。しかし外出やバイトなどをして精神的な距離を取りましょう。

先程の質問では、「一人暮らしはそんなに大変じゃないですよ」みたいなことを書きましたが、それはあくまで成人済の場合です(説明不足ですみません)。学校を途中で辞めて働き始めるのは、経済的なデメリットが大きいのでおすすめしません。
特に、中学校や高校を途中で辞めで働き出すのは強く反対します。生き方の幅がもの凄く狭くなってしまい、後から気持ちが変わった時に対応が難しいためです。
大学を途中で辞めるのは、不可能ではないにしろ、やはりおすすめしません。世間(企業)は大卒至上主義ですからね。

なので、あと数年は我慢して、親元で暮らす(生活費や学費を出してもらう)方が得です。

とはいえ、毎日べったり親と過ごす必要はありません。自習室や図書館で勉強したりして、家の外で過ごすのはいかがでしょうか。
また、バイトもおすすめです。一人暮らしを始める資金にもなりますし、少しでも手元にお金があると、精神的にも親と距離を取りやすくなります。
こうやって家に居ない時間を増やすことで、親が貴方に依存する傾向も和らぐかもしれません。


※とはいえ、未成年のうちから夜遊びするのはおすすめしません。理由は、書くまでもないですが、未成年は犯罪に巻き込まれる可能性が非常に高いからです。皆、貴方を狙ってますよ。

 

なお、過干渉な親だと、外出を咎められたり、バイトを禁止されることも多いでしょう。そういうのには、適当に返事をして、のらりくらりとはぐらして、可能な限り無視してOKです。親もそのうち諦めるかもしれません。

 

 

【質問】親と距離を取るにはどうしたら良いですか?(成人済の場合)

 

【回答】安いシェアハウスでも何でもいいので、ひとまず実家を出てみよう。親への説明はLINEで一言すればOK。

貴方がもう学生じゃないのなら、今すぐにでも一人暮らしして問題ありません。親には別にきちんと説明する必要はなく、「ちょっと一人暮らししてみたくなったから」と口頭かLINEで言うだけでOKです。当然激怒して、鬼電してきたりLINEしてきたりするでしょうが、既に一言説明したのだから、無視でOKです。親は別に怒らせたままでも問題ありません。一言説明した以上、親の怒りは、貴方の問題ではなく親の問題ですから。


一人暮らしするのは十分な資金が貯まってから……と後回しにしたくなるかもしれませんが、先程も書いた通り、レオパレスやシェアハウスなどを使えばびっくりするほど安く済みますよ。家具も付いていたり、敷金礼金も要らない所も多いですからね。
ネットで調べてよく分からなければ、その辺の不動産屋(不安ならチェーン店)に「今◯万円しか無いのですが」と聞いてみると良いです。大丈夫、不動産屋さんは無知なお客さんの相手を沢山していますので、馬鹿にされる心配はありません。もちろんその場で決める必要はないので、ひとまずは「検討します」と言って資料だけ貰って帰ってもOKです。

でも一人暮らしが初めてだと、部屋探しに失敗しないかなとか、家具を揃えたりとか、家事ちゃんと出来るかなとか色々不安に思うかもしれません。
でもまあ、皆やってることだし、そんなに難しくないから大丈夫。
コツは、「どうせ何かしら失敗するけど、どうせまた引っ越すから大丈夫」と思うことです。ハズレの部屋に当たったり、買ったカーテンの長さが合ってなかったり、野菜を腐らせちゃったりするでしょうが、何も失敗しない生活なんてのはありえないし、またいつか引っ越せば良いんだから、あまり気にしないことです。

 

 


【質問】一人暮らしを始めたのに、親が頻繁に連絡をしてきます

 

【回答】二回目以降は返事はしないでOK。返事しないでいれば自然と回数が減っていきます。

まず最初に「色々忙しいし、あまり頻繁に連絡してこないで」と言いましょう。LINEでOKです。
その後は基本的に返事せず無視で構いません。親に限った話ではないですが、返事をしなければ最終的に連絡は減っていきます。

当初は怒って鬼電してきたり、「家の前に行くぞ」「職場に電話するぞ」などと脅してくるかもしれません。
しかしいずれも無視が正解です。ランサムウェアってご存じですか? あれと同様で、脅しの条件を飲んだところで事態は好転しませんし、むしろ要求がエスカレートするばかりです。
また、これは全ての親に言える訳ではありませんが、一般的に高圧的な親というのは実子の前で偉ぶっているだけで第三者には強く出れないものですので、実際に職場や友人、婚約者などに直接連絡する可能性は低いと考えていいでしょう。

 


【質問】友人や職場の人等に、家族仲について聞かれたらどうすれば良い?

 

【回答】正直に答える必要はない。仮に親子仲が悪いと話しても、それ程問題にはならない。

大人になってから親について言及されることはほとんとありませんが、たまに「お盆だけど実家に帰らないの?」などと訊かれることがあります。
相手が友人や職場の知り合いなら、別に正直に答える必要はありません。「ちょっと遠くに住んでるんです」とか適当に言っておいて問題ありません。この程度の他愛のない嘘はついてもいいというのが社会のルールです(多分)。

とはいえ、別に「親と仲悪いんですよね、会いたくないんですよ」と話してもそれ程問題はありません。その場ではちょっと気まずい空気は流れるかもしれないですが、今時「親と疎遠だなんて親不孝者だ!」と憤る人なんてほとんど居ませんから。皆大人なので、色んな親がいることを知っているし、それぞれの家庭にそれぞれの事情があることを知っています。それが分かってないのは貴方の親くらいですよ。世間は意外と寛容です。

 


【質問】結婚相手やその家族には、家族仲についてどう説明すれば良い?

 

【回答】長い付き合いをするなら正直に言うべき。もし不審に思われたら、時間をかけて貴方自身の誠実さを伝えよう。

先程は「親子問題なんて正直に話さなくて良い」と書きましたが、結婚相手に対しては話が別です。これから長く親密な付き合いをする相手にとっては、貴方の問題はもはや他人事ではないからです。法的に言っても夫婦は一心同体の存在になります。だから、大袈裟に言えば、結婚相手にはこの問題の当事者になってもらうのだと考えた方が良いでしょう。だから、正直にすべて話す必要があります。

まあ、貴方が選んだ相手なのだから殆どの場合は問題なく分かってくれるでしょう。もしかしたら、「もっとお母さんと話し合ってみたら?」などと言われる可能性もありますが、その際は時間をかけて貴方自身の想いを伝えるべきです。誠意を尽くし、きっと分かってくれると信じましょう。夫婦はそうやって話し合いで様々な問題に取り組んでいかなければならないのです。

もし結婚相手がご両親と仲が良いのであれば、ご両親にも正直に話しておいた方が良いと思います。というのは、変に隠し事をすると、結婚相手とそのご両親の仲に亀裂を生じさせる可能性があるからです。結婚相手の方を大切に思うのであれば、その方の家族仲も大切にしてあげてください。

 


【質問】結婚や出産の報告をしないのは流石に親不孝?

 

【回答】報告しないほうがおすすめ。よく考え、新しい家族を守るための選択をしましょう。

 

結婚や出産の報告をするかしないかは、貴方に決定権があります(=義務はありません)。報告したければしてもいいでしょう。が、基本的に私はおすすめしません。それを契機に、結婚相手の方の駄目だしをしたり、育児の方法に口出しをしたり、色々と物を送ってきたり、色々な危険性が考えられるからです。
貴方が最も憂慮すべきなのは、新しい家族(結婚相手や子供)への被害です。これはもはや貴方一人の問題ではありません。新しい家族を守るための選択をしてください。

 

 


【質問】結婚式に親を呼べないのが恥ずかしい

 

【回答】恩人に親の代役を頼むなどして、好きな人だけで執り行うのがおすすめ。世間体が気になるなら代理出席サービスなどもあります。

 

せっかくの結婚式、本当なら何の憂いもなくやりたいですよね。でも、親を呼んだら不快な気持ちにさせられそうで怖い。そうした葛藤、よく分かります。
私としては、ここはやはり貴方の結婚式なのですから、貴方が本当に呼びたい、貴方が好きな人だけを呼ぶことをおすすめします。
親が居ない方は、恩人や友人の方などに親役(バージンロードのエスコート等)頼むケースもありますよね。頼まれた方が、「自分を慕ってくれているんだな」と誇らしい気持ちになるし、良い選択かと思います。

どうしても世間体が気になるなら、役者さんを呼ぶ「代理出席サービス」というものもこの世にはあります。私は使わなかったので良し悪しはお伝え出来ませんが、選択肢の一つとして。

 

 

【質問】子育てをする時、自分の親に頼れないと不便?

 

【回答】親と絶縁していても子育て自体は可能。大人になってからは、親に頼ろうとするのはやめましょう。

 

確かに子育て中、自分の親に子供を預けられたら楽できますよね。共働きで早く帰れない夫婦も、親に預けられたら楽かもしれません。
とはいえ、これはあくまで「親に預けられたら便利」というだけの話で、「親と絶縁していたら子育てできない」という訳ではありません。

「子育てには自分の親の協力が必須だ」と思い込んでいるのなら、それは親による洗脳かもしれませんね。
事実として、両親が居ない人や、両親が遠方に住んでいるという人も子育て出来ていますから、ご安心ください。
どうしても子供を預けなければいけない時は、自治体の施設の一時保育だとか、ベビーシッターを使う手もあります。自治体によってはかなり使えるサービスやクーポンもありますから、チェックしてみてください。

「とはいえ、自分の親を頼れないなんて不便で嫌だなあ」と思っているのであれば、この際そういう甘えはすっぱり断ち切って下さい。「親と距離を置いていたけど、子供が産まれたらサポートしてほしい」というのは流石に虫が良すぎます。親に干渉してくれと言っているようなものです。
これは子育てだけでなく、金銭的援助や家事などについても同じです。大人になった後も親に頼るのはやめましょう。倫理的な問題だけでなく、年老いていく親に頼って生活を成り立たせること自体がリスキーだからです。自分の力で生きていきましょう。その方がずっと楽しいですよ。

 


【質問】子供には親を扶養する法的義務があるのでは?

 

【回答】実質的にほとんどない。まずは自分でちゃんと調べてみましょう。

 

法的な話なので正確なところは専門家に聞いてもらうのがベストですと前置きした上で答えますが、「親を扶養する義務」は実際的にはほとんどありません。

確かに、民法877条1項では「直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある」と規定されています。
しかしこれは、「余力のある範囲」で、生活に困窮する親族を扶養する義務なんですね。つまり自分の生活を犠牲にしてまで面倒をみる義務はないわけです。

そして仮に裁判所で扶養を命令されたとしても、具体的な内容は経済的扶養(金銭扶養)が原則です。別に親と一緒に暮らしたり、物理的に面倒をみる必要はないわけですね。お金を渡すのは惜しいかもしれませんが、そのくらいは手切れ金と思って我慢するしかないかと。

だから、「子供には親の面倒を見る法的義務があるんだよ! だから同居しろ!」という主張は、端的に言って間違いです。

 

 

【質問】親の葬式には出た方がいい?

 

【回答】10年以上後のことは今は考えなくてOK。何にせよ、自分を守る義務があることを忘れずに。

 

 ひとまず直近で親と関わる予定がなくても、「いずれ親が死んだら連絡が来るかも」と怖くなりますよね。
 とはいえ、先の事をあれこれ心配しても疲れるだけですから、「まあ、連絡が来たらその時考えよう」くらいに気楽に構えておくのが良いです。その頃には、貴方の家族構成や住む場所、経済状況など、今とは状況が色々変わっている可能性がありますからね。

 それでもどうするか決めておきたい、といった場合には、個人的にはやはり葬式にも行かない方が良いんじゃないかと思います。ただでさえ葬式というのはトラブルが起きやすい場所です。親族との関わりがまた始まってしまうかもしれません。葬式のお誘いは一言で簡単にお断りして、自宅で一人で目を閉じて、自分なりに冥福をお祈りすればいいんじゃないでしょうか。
 その後、相続の連絡などが来るかもしれませんが、これも電話やメールで淡々と処理すれば良いでしょう。もし相続金があったら、自分は受け取らず、親の介護や最期を娶ってくれた人にお渡しするのがいいのかなと個人的には思いますが、それはまあ、貴方の経済状況や倫理観によって決断してください。

 

 


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以上です。長くなりましたね……。
親と距離を取れず悩んでいる方のお力になれば幸いです。
もし、他に何か質問があるという方が居たら、コメント欄やXでどうぞ。随時追記していきます。

 

 

ミステリ感想『方舟』(夕木春央)

『方舟』(夕木春央)

 

 

 

 

地震で古びた地下建築物に閉じ込められた若者達。浸水による死のリミットが迫る中、殺人事件が発生。犯人は何故こんな状況で殺人を行ったのか? という本格ミステリ

 


面白かった!

 

この本の面白さは(1)いかにもそそる舞台設定、(2)緻密で論理的な謎解き、(3)素晴らしいラスト の3つある。

 

まずは(1)この舞台設定を思い付いたのが偉い。魅力的な謎はミステリにおいて(読まれるために)一番重要だと思う。

 

次に(2)謎解き部分の緻密さは、ちょっと病的なくらい良く出来ていて、文句のつけようがない。建築物の構造や、小道具の使い方も秀逸。

 

 

 

※ここから微ネタバレあり

 

特に「血を拭うために何故ぞうきんではなくウエスを使ったのか?」に端を発する犯人像の絞り込みは、最初は「そんなんウエスの使い方、ありかよ」と思うんだけど、でも読み返すと確かにそういう建物構造だとちゃんと書いてあるので、納得せざるを得ない。


「何故犯人は現場に爪切りを残したのか?」の部分も、最初は「本命が爪切りじゃない方だなんて本気かよ」と思うけど、これも他に説明のしようがない。

 


※微ネタバレここまで

 

 


そして最後、皆が言っている通り(3)ラストが素晴らしい。この読後感はなかなか味わえない。普通の推理作家には書けないラストだと思う。

 

このどんでん返しは作中の描写だけでは予想できない(と思う)んだけど、
その前段の犯人当てまでがフェアな本格ミステリになっているので、特に不快感は覚えなかった。

 


設定、論理展開、意外なラストの3拍子揃った秀作。

 

 

日記(1/11~1/17)〜未来と芸術展、ことりカフェ、インドのレトルトカレー、ピアノ

 


・六本木の森美術館『未来と芸術展』行ってきた。

 

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「未来っぽいアート」(架空都市、SF、AIアート等)と、「アートっぽい技術」(先進的な義足やロボット)が展示してあった。

 

見ていてワクワクするようなものばかりで楽しかった。

 

僕は学生時代に工学を選考していたのだけど、当時見知ったロボットなんかも居て嬉しかった。
自分で研究テーマを決める時は、何を研究しても自由と言いつつも「過去事例と矛盾している」「流石に認められないだろう」とかの理由で諦めてしまうこともあるんだけど、
アーティストは、「現実的かどうか」「認められるかどうか」なんて気にせず発表出来るし、もっと言えば「正しいかどうか」すら重視せずに発表出来るので、楽しくて良いなと思った。

 


面白かった展示。

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ダン・K・チェン『末期医療ロボット』。人が孤独に死ぬ時、腕をさすりながら優しい言葉をかけてくれるロボット。


皮肉で創られてるんだろうけど、無いよりはずっと良いと思う。欲しい。

 

 


『ことりカフェ 吉祥寺店』に行ってきた。チュンチュン!

 

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小鳥(特にセキセイインコ)が大好きすぎるので、
「小鳥が劣悪な環境で働かされていたらどうしよう……」と心配していたのだが、
行ってみたらそんなことは全く無く、楽しい時間を過ごせた。

 

1~2時間くらい居ると、鳥たち一羽一羽の性格が少しずつ分かって来て楽しい。
例えばセキセイの構ってちゃんが一人居て、他の二人が会話(?)してると
「何してんの!? 何してんの!?」と毎回つっこんでくるのが可愛かった。

 

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交尾の邪魔もしてた。

 

 

 

・ここにきて、初めてピアノをやりたくなり、iPadのピアノアプリで遊んでいる。
 ※ちなみに今まで全くの未経験である。チャルメラしか弾けない。

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 遊びのきっかけは、映画『ビッグ』のピアノのシーンだ。
 あのシーンが本当に好きなので、弾けるように鳴りたいというのが当面の目標(普通のピアノで)

 


Big (1988) - Playing the Piano Scene (2/5) | Movieclips

 


 とりあえず何か練習なる曲は無いかな~と探した結果、
 ゲーム『MOTHER』『Eight Melodies』を練習している。

 


EIGHT MELODIES(MOTHER) on Piano

 

 これも本当に良い曲ですね。

 

 

 


石垣島で買ってきた『星のちんすこう』が美味しい。


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星型でもちんすこうなのか? と思って調べたところ、ラードが入ってればちんすこうを名乗れるっぽい。ラード美味しいもんね。

 

ピューと吹く!ジャガーで「最近のちんすこうは中々うまい」っていうサブタイトルがあったけど、あれも多分十五年とか前なのかな?

あれから更に改良されてて、もはや「中々うまい」とかじゃなくて「ちんすこうは美味しい食べ物」になっている。

 

 

・猫に見下された。

 

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・先週話してた作業机を買いました。

 

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 というか化粧台なので、少し狭いし高さも微妙なんだけど、机に向かうだけで何か出来る気がしてくる。すごい。
 色々やるぞ―。

 

 

・インド旅行のお土産、レトルトカレー『Kitchens of India Murgh Methi』を食べた。

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https://www.amazon.in/Kitchens-India-Murgh-Methi-285g/dp/B00LJVD0K6

 

Kitchens of Indiaシリーズは色々出てるけど、

Murgh Methi味は日本じゃ買えないっぽい。嬉しい。

ちなみにMurgh Methiは、他ブログによると「鶏とフェヌグリークの葉の炒め蒸し」という意味らしい。ほう。 

 

味は、辛くてまろやかな、香草カレー。

 

見た目は油っこいのだが、これは向日葵油とのことで割と口に残らない。お腹にもたれない。

辛味は普通に唐辛子同じだが、唐辛子そのものは入っていない。恐らく油に辛味だけ移して捨てたのだろう。身が入ってないことで上述の口当たりが更に良くなっている。

みじん切りの香草が入っているが、これがフェヌグリーク? 香りが良い。コリアンダーみたい。


250gなので奥様と分けて食べた。これって一人前?

 


・新宿の『エピタフカレー』初めて行けました。またカレー?

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 ゴールデン街にあるのに昼しか食べられないカレー(夜はバー)。
 大体1時半には売り切れるので、余裕を見て1時には到着したい。それほど並ばず。

 

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ケララチキン』と『ポークビンダルー』の合掛け。

どちらもとても美味しい。

ポークビンダルーが濃厚で、ビーフストロガノフのような後味だった。

多分赤ワインが多めに入ってるんだと思う。フランス料理みたいだった。
ケララチキンは甘口で子供から大人まで。ココナッツの味が良かった。

 

 

・実は趣味で、小説の新人賞に応募をしていて、それが一つ書き終わって大変気分が良い。

普段と違うジャンルを書いてみて、意外とすんなり書けたので、可能性のようなものを感じた。

毎日楽しい気がする。カレーが食べたい。

 

 

 

 

 

 

日記(1/4〜1/10)ーーネウロ、こじらせナイト、基本情報、机を買えない話

 

雑多な日記。

 

・沖縄に行ったが、曇っていた。

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・記憶力が本当に悪い。毎日楽しかったことをどんどん忘れてしまう。

なのでブログに書いてみた。細々した楽しかった事とか面白かった事を覚えていたいので……。

(といっても、これは自分用にずっと書いてる日記をブログに転載しているだけだ)

 これで少しは前向きな人間になれれば良いが……。

 

 


・ラジオ伊集院光 深夜の馬鹿力』『オードリーのオールナイトニッポンを毎週聴いている。飽きっぽい僕が唯一続けている趣味だ。

 で、今週は山里亮太の不毛な議論も初めて聞いた。ゲストが若林さんだから。不毛な議論は、面白いポイント(オチ)がちゃんと分かりやすいような話し方をするので初見でもちゃんと楽しめるラジオで良かった。若林さんと山里さん、仲良さそうだな……。

 

 

 

 

森博嗣のブログ(店主の雑駁が、去年の大晦日で更新止まってしまった。毎朝更新していて、それが出勤前の楽しみになっていたので、とても悲しい。

 また突然始めてくれないかな……。

 

 

 

 

『久保みねヒャダこじらせナイト』というテレビ番組を初めて見た。ヒャダインさん他、いわゆる斜に構えた芸能人が世の中についてアレコレいう番組。

 深夜ラジオみたいに意地悪な目線って、こんなに大っぴらに言っても良いんだ……と前向きな気持ちになれた。

 僕は人の目を気にしすぎる方で、それで交友関係を築けないことが多々あるので……。

 

 

 


・ホットタピを初めて飲んだ。想像した通り美味い。

 

 

 


・化粧台兼作業机を注文した。

 これまでは書き仕事をする時、ソファにyogiboを持ち込んでいて、それはそれで快適なのだが、長時間やると肩が凝ってしまっていた。

 それで作業机が欲しいな〜と思っていたけど、前々から高価な買い物が苦手(胸が苦しくなってしまう)なので先送りにしてここまで来た。

 で、今回見つけた机は、自分は作業机として使えるし、朝は奥様(敢えて敬称)の化粧台として使えるので、僕としてはお金を使う罪悪感がかなり和らいだ感じがして、何とか耐えることが出来、購入に至った。別に2万円とかそのくらいものですが。

 注文した今ではもうワクワクが止まらない。もっと早く買えば良かった……。

 

 

 


・吉祥寺の『武蔵野珈琲』の珈琲が美味しすぎる。また行こう。 

 

 

 

漫画『魔人探偵脳噛ネウロ全23巻読了。

魔人探偵脳噛ネウロ モノクロ版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

魔人探偵脳噛ネウロ モノクロ版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

 

 女子高校生・ヤコの周囲で起きる様々な事件を、魔界から『謎』を求めて降り立った魔人・ネウロが解決する推理風バトルアクション。

 面白かった! 

 当時ジャンプを買っていて、1〜2巻くらいの時にジャンプを卒業してしまったので、長年謎の漫画だった。なので読めて良かった。

 終盤の展開が実に見事で爽快。

 主人公を筆頭に皆気持ちの良いキャラで、ラストの展開が主人公達の総力戦として描かれていたからだろう。種々の伏線回収もあって、物語が収束する快感を得ることが出来た。

 


 ミステリ物にはフェアアンフェア論争が付いて周るけど、この漫画では最序盤で敢えてトンデモ展開を見せることで「この作品はアンフェアですよ」と明示している。これはかなりクレバーな作戦であり、そのおかげで、この作品について不毛な議論は無いように思う。

 

 


 

 ・基本情報処理試験の申込をした。

 この年まで「IT系の部署に行きたいナー」と何となく思っていたけど、異動希望出す時に少しでもやる気を見せようかと思って。どうなることやら……。

 

 

【映画】最近観た映画(2019年1月〜3月あたり)

 

簡単な映画の感想です。

 

 

 

1.『スパイダーマン:スパイダーバース』

 

何者かにより時空が歪められたことで別次元のスパイダーマン達が集まり……というアニメ映画。

最高に面白い。映像とテンポが凄い。パステルな世界で息つく暇なく物語が進む。6人のスパイダーマンのキャラクタも活きていて、コメディもセンスが良いし、とにかく観ていて面白い。まだ可能ならこれは映画館で観た方がいいと思う。 

ストーリーがどうという映画ではなく、とにかく気持ち良いアクションシーンが連発されるのを楽しむ映画。街中での戦闘は勿論、林の中での追いかけっこ、民家の中での集団バトルなど見所たくさん。各スパイダーマンのアクションもまちまちで観ていてワクワクする。

過去のシリーズ作品を基にしたコアなギャグもあるみたいだけど、前知識なしでも十分楽しめます。個人的にはスパイダーマン映画で一番好き。あと日本人の萌え系(?)少女スパイダーマンが出てくるんだけどやたら可愛い。

 

 

 

2.『クール・ランニング

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熱帯の国・ジャマイカの若者四人が、未経験のボブスレー冬季オリンピックを目指すスポーツ・コメディ。

 

これも最高の映画。陽気な音楽に合わせて明るい若者たちが夢に向かって努力する、こんな素晴らしい筋書きが他にあるか?

老若男女、全世界の誰にでも自信を持ってオススメできる安心の名作。

90年代のアメリカ映画なので、展開もキャラもコメディシーンもコテコテなんだけど、それら全てが愛おしい。安心して見ていられる。特にジャマイカの若者達がカナダの寒さにビビったり、氷上でズッコけたり、南国と雪国のギャップを描くコメディはつい笑ってしまう。

ラストはちょっと(?)意外な展開だけど、正直ボロボロ泣きました。チームのメンバーも嫌な奴はおらず、仲違いしてたメンバーも気付けば抱き合って励まし合っていて、本当に観ていて気持ちが良い。 たまにはこういう、心の底から明るく気持ちが良い映画も良いものだ。

 

 

3.『劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』 


 


新宿でボディガードや探偵を請け負うスイーパー・冴羽獠の活躍を描くハードボイルドコメディ。

 

舞台は2019年の新宿だが、内容は良くも悪くも従来通りで、「当時の視聴者に気楽に楽しく観てもらう」事を目指した映画(例えば当時の歴代主題歌を連発したりする)。

ただし『シティーハンター』という圧倒的に安定した物語の下地があるので、初見でも置いてけぼりになることは一切なく、大人から子供まで楽しく観れる作品。多分。

時代の流れを表現する為に、あえてドローンとかペッパー君みたいな近年のアイテムが登場したり新しい新宿の街並が描写されるが、ストーリーの筋(獠ちゃんの魅力)にはほとんど影響させないことで、シティーハンターという物語の強固さを描いている。

当時と変わらぬお色気ギャグシーンも満載で、映画開始当初は

「今の時代だと色んな団体に叩かれるのでは……」

「暴力女だとか非難する奴も出てくるのでは……」

などと心配してしまったが、個人的には作品の空気をちゃんと掴み取れれば何の不快な気分も生じない作品だと思う。多分。

 

シティーハンターという作品を一発で知れる良い映画。出来れば新宿で観たかったが、新宿の映画館だけやたら混んでいた。

 

 

4.『ベニーズ・ビデオ』

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ハケネ監督。豚の屠殺映像に執着する少年が、路上で出会った少女を自室に招き……という映画。

 

安定の不快感。しかしハケネ監督の他の映画と比べて、エンタメ性も低い気がする(単に初期作品だから?)。主人公の行動原理はずっと謎のままで、一言で言うとサイコパスなんだけど、別にサイコパス味を楽しむ映画でもないのがシュール。別に自意識や社会を描いている訳でもない。これはつまり暴力装置なのだ。観客を殴る代わりに不快にさせるための映像。作中で繰り返し流れる屠殺映像そのものだ。

 


事件の動機は「現実感の喪失」で、ビデオ(メディア)ばっかり見てきた少年は現実世界にリアリティが持てない(残酷な事も出来てしまう)という話なんだけど、果たしてこの少年と僕らは何が違うのか? しかもそれを映画(メディア)で見せられるのだ。たまったものではない。

殺人(人が死ぬ事)は重大な事だろうか? 映画で人が死んだって誰も驚かない。ニュースで人が殺されても驚かない。人が死ぬ事って本当に大事件なのか? 人と会わずに映画(メディア)ばっか見てる人間に、答えられるだろうか。そういう映画。

 

 

5.『21世紀の女の子』


若手女性監督12人による、ジェンダーに関するオムニバス。一生分のサブカル女子を見た。生き方に悩むサブカル女子がポエムを呟く映画群。同じ世代・同じテーマという制限が強すぎて、似たような映画が多い感はあったが、印象的な作品もいくつかあった。


まず、おそらく一番の問題作『回転てん子とどりーむ母ちゃん』(監督:山中瑶子)。中華テーブルに座った幼児を囲んで、女達が点心を食べながら男の愚痴を言う話なんだけど、愚痴がリアルかつリズミカルで面白かった。意味は分かりません(褒め言葉)。

 

次に、『セフレとセックスレス』(監督: ふくだももこ)これが物語として一番良く出来ていて、一番まともだと思う。セックスレスになったセフレ男女が、まるで熟年夫婦のような馴れ馴れしい会話をする話。セリフ運び、演技、展開ともにトップクラス。良く出来ている。結婚適齢期の男女の気まずさ。

 

個人的にセンチな気分になったのは『I wanna be your cat』(監督: 首藤凜)。温泉旅館にて、書けない女流シナリオライターとおじさん監督(?)がカンヅメする話。ライターは美人だし、おじさんの後輩の台詞に痺れる。何より明るいのが良い。

 

映画全体について。そもそもオムニバスというのは「色々なタイプの作品が見れて楽しい」のが魅力だと思っていたが、この企画はむしろ、敢えて似たような雰囲気の作品を作らせているようにすら思える。「作品の連打」によって、自意識にあえぐ女の子の普遍性や逃げ場のなさを描いているのかもしれない。

 

 

 

 

まとめ

クール・ランニング』をとにかく広くお勧めしたい。素晴らしくハッピーな映画だ。

スパイダーマン・スパイダーバース』も良かった。今年を代表する一作になるだろう。

『ベニーズ・ビデオ』も、暗いので人には勧めづらいが、必ず視聴者に何かを残していく味わい深い作品だ。

シティハンター』『21世紀の女の子』も、視聴者を期待しているものをきちんと提示している作品だと思う。

公開中の映画も、古い映画も、バランスよく観れている。新旧の映画をともに楽しめる懐の深いファンで居たい。

 

 

 

 

 

【演劇】劇団青年座 『安楽病棟』感想 --描写に賭けるという演劇の在り方

 

◼︎概要

劇団青年座 『安楽病棟』 

鑑賞日 : 2018/6/22

 


◼︎あらすじ

舞台は総合病院の認知症病棟。

様々な症状の患者に囲まれてんやわんやの看護師たち。ある日、一人の患者の突然死を皮切りに続々と死者が出て……という倫理ヒューマンミステリ(?)。 

 


◼︎この演劇を観た理由 

急に時間が出来て、下北をぶらぶらしていた際に面白そうなポスターを見かけたため。

 

 

 

◼︎感想

この芝居の魅力は何といっても認知症患者の描写。物忘れや幼児退行の他、徘徊癖や問いかけ癖、だんまりするお爺さんまで多様かつリアルな描写が凄い。おそらく原作小説の取材力が凄いのだろう。演技力もそれに負けていなかった。

 


上にミステリと書いたが、ミステリとしての体をなしてはいない。真相は粗筋の時点でほとんど明示されているし、最初からミステリとして描かれていないので、ミステリとしてどうだと語ること自体が筋違いだという意味。 

もしこれをミステリだと誤解して観た観客が居たら不幸だが、そんな人はほぼ居ないだろう。

 


ストーリーの進行自体は普通。観る前の予想通りの進行が進み、予想通りのラストとなる。メッセージ性も予想通り。物語進行上に真新しい驚きがある訳ではない。

 


だからやはり、繰り返しになるが、認知症患者の描写が肝ということになる。 

本作は130分の上映だが、開始から1時間以上を患者の生活の描写に使っている。つまり上記の「物語進行より描写を優先する」という姿勢は、製作者の意図する中だということだ。 

 

 

認知症患者は不幸か? 殺してあげるべきか?」 

これが本作の主題だが、前半の患者生活の描写を見ていると、とてもそう断言は出来ない。

 


確かに彼等の中には哀れな患者も居る。 

涎や糞尿を垂れ流す者、被害妄想の中で怒り泣き叫ぶ者、自責の念に潰される者、昔の連れ添いをいつまでも追い求める者。 

彼等はもしかしたら「殺してほしい」と思っているかもしれない。 

 


しかし、そうではない認知症患者も居る。 

看護師の看護に心から感謝している者、編物を生きがいにしている者、子供の出し物に心から喜ぶ者。 

当たり前なのだが、認知症患者といっても多様なのだ。生かすべきか殺すべきか、ひとまとめで語ることは出来ない。 

死にたい者も居れば、そうでない者も居る。 

 


そしてこの構図は、健康な人間と全く同じものである。 

 

 

 

健康であっても生きたくないと思っている人間は沢山居る。死にたい理由なんて幾らでも考えられる。 

 


だからつまり、乱暴に言えば、安楽死の問題と認知症の問題は全く別の事象なのだ。 

 

 

 

そこに至るための第一歩が、「認知症患者と言えども多種多様である」という理解だろう。 

 

 

 

本作は、その理解を何よりも重視し、大きなリソースを割いた作品である。 

 


倫理的な意見や仮説を述べるのではなく、人間の描写に時間と労力を割いた。 

この姿勢は、こうしたテーマについて語る上で有効であるだけでなく、演劇という媒体にも適している。 

もっと言えば、高齢の役者を多く抱える劇団青年座という劇団にも適していると言える。 

 


そうした意味で、本作はかなり計算高く作られた、足元のしっかりした演劇だと言える。 

 

 

 

—-

 


ありがちなテーマと予測可能なストーリーのため、演劇に前衛的な衝撃を求めている観客にとっては、そもそも観る気が起きないかもしれない。 

しかし、この演劇の描写にかけた想いを汲み取れたら、面白く観れるのではないかと思う。

 

【映画】 2016年時点での、人生最高の映画51選

 

年代順。下に行くほど新しい映画です。
個人的に好きな作品であって、人にお勧めできるかは分かりません。


☆マークが付いているものは、昨年度版には無かった映画です。
 ※昨年度版はこちら↓

 【映画】 2015年時点での、人生最高の映画47選 - 芋虫ブログ

  

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