【映画】 2015年時点での、人生最高の映画47選
基本的に年代順。
個人的に好きな作品であって、人にお勧めできるかは分かりません。
<邦画>
■『東京物語』
小津安二郎監督。家族関係の儚さ。計算しつくされた映像。
■『拝啓天皇陛下様』
軍隊生活を明るく描いたヒューマンコメディ。ラストのモノローグの美しさ。
■『書を捨てよ町へ出よう』
寺山修司の実験的映画。人には勧めづらいが大好き。冒頭三分の破壊力。
■『家族ゲーム』
森田芳光によるシニカル・シュールコメディ。「何だかイヤな空気」の創出。
■『間宮兄弟』
同じく森田芳光の独身男コメディ。こちらは素直にほんわか。かな?
■『ラヂオの時間』
三谷幸喜のドタバタ喜劇。ラジオ製作者たちの騒動。伏線回収。
■『紀子の食卓』
園子温の家族崩壊物。迫力。
■『ジ、エクストリーム、スキヤキ』
青春懐古系ロードムービー。題材も役者もゆるい脚本も好き。
■『ミツコ感覚』
山内ケンジによるオフビート不安定映画。脅威の台詞力。演技力の化物たち。
■『3-4X10月』
北野武の野球映画かつヤクザ映画。静と動。
3-4x10月 - 劇場予告編 (Takeshi Kitano)
■『苦役列車』
最底辺男の生活。夢とか人生とかそういう話、好きです。
■『ばしゃ馬さんとビックマウス』
上手くいかないシナリオライター志望生たちの話。現実よりも現実的。
<洋画>
■『気狂いピエロ』
ゴダールのロードムービー。行こう、若さは旅だ。
「気狂いピエロ」Pierrot Le Fou(1965仏・伊)
■『最強のふたり』
黒人青年と大富豪の身体障害者。正統派の良作。
■『バベットの晩餐会』
人生で一度のご馳走の話。人間讃歌、だと思う。
■『カサブランカ』
恋愛物の古典的名作。男の美学。君の瞳に乾杯。
カサブランカ Casablanca 1942 - YouTube
■『十二人の怒れる男』
法廷物の決定版。無罪か有罪か、論理的なプロット。
www.youtube.comhttps://www.youtube.com/watch?v=VzZ6UftfOWY
12 Angry Men trailer - YouTube
■『スタンド・バイ・ミー』
少年たちのロードムービー。子供の頃から好きで好きでたまらない映画。
■『ビッグ』
トム・ハンクス主演のヒューマンコメディ。突然大人になってしまった少年。
■『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』
6はチャンバラが多くて好き。グロ可愛い宇宙人もたくさん。
「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」トレーラー
■『アマデウス』
音楽家の苦悩。"才能"映画の最高傑作。
■『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
爽快タイムトラベル物。宝石のような完成度。
■『ターミネーター2』
SFアクション。敵の圧倒的な強さ!
■『ベルリン・天使の詩』
人々を見守る天使たちの散文詩。人生に実感が蘇る。
■『オー・ブラザー!』
コーエン兄弟のロードムービー。長閑な空気と一級の音楽。
O Brother, Where Art Thou Official Trailer - YouTube
■『トゥルーマン・ショー』
「周囲が全員、役者だったら?」 史上最高の設定とプロット。そしてラスト。
The Truman Show - Burning Benches
■『CUBE』
密室系シチュエーション・スリラー。人物の使い方が巧み。
■『グッド・ウィル・ハンティング』
正統派ヒューマンドラマ。落ち込んでいる時に。
■『バッファロー'66』
パンクでオフビートでクール。ひねくれている内に観ておけ。
■『エド・ウッド』
実在する"史上最低の映画監督"の半生。創作への情熱の尊さ。
Ed Wood - Official Trailer - YouTube
■『閉ざされた森』
"意外な結末"のスリラー。納得のラスト。
閉ざされた森 Basic 2003 trailer - YouTube
■『パルプフィクション』
タランティーノのオフビート犯罪ドラマ。美学に基づいた映画らしい映画。
Pulp fiction Trailer - YouTube
■『キル・ビル』
同じくタランティーノの復讐映画。映像美に酔いしれろ。
■『ソーシャル・ネットワーク』
Facebook創始者の半生。ナードの心理描写が秀逸。
■『21ジャンプストリート』
高校潜入捜査コメディ。明るく楽しいアメリカ映画。
21ジャンプストリート (字幕) - 予告編 - YouTube
<アニメ映画>
■『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』
押井守によるハードSF。攻殻初心者はとりあえず本作を観よう。
GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0 Blu-ray BOX - YouTube
■『ぼのぼの』
原作漫画を元にした劇場版。楽しい事って、どうして終わってしまうの?
■『鉄コン筋クリート』
荒廃した都市に住むストリートチルドレン達の話。廃れていく街の雰囲気。
■『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
エヴァ、新劇の二作目。全部好きですが、素直にワクワクできるのは本作。
■『東京ゴッドファーザーズ』
今敏によるホームレスのドタバタ喜劇。テンポの良さ。
■『となりのトトロ』
ご存知ジブリの代表作。何度観ても素晴らしい。
■『魔女の宅急便』
ご存知ジブリの代表作。魔法は突然、使えなくなったりする。
■『風立ちぬ』
宮﨑駿の最終作。技師の美学と悲哀。
【ジブリ】風立ちぬ 劇場予告 完全版 "The Wind Rises" Trailer Full Ver.
■『伝説巨神イデオン 接触篇/発動篇』
富野由悠季のロボットアニメ。驚愕のラスト。生命とは。
■『魔法にかけられて』
ディズニー制作、半アニメ/半実写の映画。アニメのお姫様が現代のニューヨークへ。
■『モンスターズ・インク』
ピクサーの最高傑作。プロット・キャラ等、全てにおいて恐るべき完成度。
映画『モンスターズ・インク 3D』予告編映像 - YouTube
■『レゴ・ムービー』
玩具のLEGOを基にした3Dアクションアニメ。ノリが良くてテーマは重厚、子供も大人も満足。
Everything Is AWESOME!!! -- The LEGO® Movie -- Tegan and Sara feat. The Lonely Island
↑『レゴ・ムービー』予告編がひどい出来なので主題歌へのリンク。
(おまけ)入れるか迷った映画たち
■『リリイ・シュシュのすべて』
岩井俊二が少年問題を描いた作品。この映画を観る者は一切の望みを捨てよ。
■『時計じかけのオレンジ』
キューブリックによる前衛的ディストピア映画。スパチカねんね。
A Clockwork Orange - Official Trailer [1971] - YouTube
■『ミザリー』
狂信的なファンに監禁される作家の話。怖い。
■『キャリー』(1976年版)
スティーブン・キングの処女作。いじめられっこの女子高生が爆発。全て焼き払え!
■『トイ・ストーリー3』
ピクサーの最高傑作はこっちかも? 感涙必至の傑作。
■『たまこラブストーリー』
京都アニメーション制作の恋愛アニメ。深夜アニメには疎いので敬遠していたが、予想を遥かに超える素晴らしさ。TVシリーズ未見でも大丈夫。
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今年は名作をたくさん観たのでリストが長くなりました。
こうして見ると、ロードムービー好きですね。
来年も宜しくお願いします。